ニュース番組で、水泳の池江選手のインタビューが流れていました。
そのひと言、ひと言に、心を打たれました。
特に、
白血病での闘病時に、あまりに辛い治療で、
こんなに苦しい思いをする位なら、いっそのこと、死んだ方が楽だ、と言った言葉。
よく、分かります、
その気持ち。
しかし、その辛い闘病を乗り越えた先に、
色々な楽しい出来事を経験した時、
死んだ方がまし、と思ってしまった過去を後悔した、とのこと。
若くして、そこまでの境地に至ったこと、素晴らしいと思います。
10年以上も前、
同じように、白血病で、闘病していた、ある男の子がいました。
確か、4歳位。
抗がん剤のせいで、頭はツルツル。
でも、普段は元気に、
当時流行っていたお笑い芸人の、
「そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、」
と、いうフレーズをよく真似していました。
ある日、突然、
その知らせはきました。
先程、天国に旅立ったと。
仕事の都合で、お葬式には行けませんでした。
たまに、後悔する時が、あります。
それから、時が経ち、
自分自身も、
生死の境を、彷徨いました。
価値観や、人生観が、
変わります。
改て、
命を大切にしよう。
その日、その日を、
丁寧に、懸命に。
世の中には、生きたくても、生きられない人が、たくさんいます。
だから、いつも、
本気で行きます。
これからも、本気で、生きます。
この気持ち、最後まで。