通常、
武道では、白い道着を着ます。
昔、聞いた話だと、
いつ死の瞬間に立ち会ってもいいように、
亡くなった人が着せられる、白装束が由来になっている、と聞いた事があります。
確かに、時代劇とか見てると、武士は下に白い着物を着ています。
切腹する時も、白装束です。
日本では、
紅白、と使う言葉、色使いがありますが、
生まれたばかりの赤ちゃんは、
生命力たっぷりの「赤ちゃん」と、呼ばれます。
それとは逆に、
死を意味する色は、白とされていたようです。
これから、極楽へ向かう為の出発、旅に出る、という意味もあるそうです。
昔、
空手の世界大会で、
日本人が負けて、外国に優勝をさらわれる事があったら、その時は腹を切れ、と言われていた時代がありました。
半ば、劇画的な世界ですが、
それ位の覚悟で挑んでいた方々がいた事も事実です。
毎日を、
そこまでの覚悟、気持ちで生きていくのはしんどいですが、
心の奥底には、
そのような鬼気迫る、気合というか、気持ち、精神性を、
持ち合わせて、生きていきたいと、思います。