最強のmade in Japan。
日本で実績を積み、その後アメリカへ。
総合格闘技、MMAの最高峰であるUFCへ参戦。
野球で例えるならばメジャーリーグ。
世界最強の称号まであと一歩だった。
大人の事情もあり、再び日本へ。
日本が誇る総合格闘技団体、RIZINで活躍。
RIZIN、そしてベラトールの2団体でチャンピオンに。
が、
まさかの、朝倉海に生涯初の、KO負け。
と、同時にそれまで、
おそらくは、だましだまし、やってきたのであろう、
膝の怪我。
長いリハビリ期間。
私は中途半端ながら、空手をやっていました。
堀口恭司選手も、元空手家。
那須川天心 対 堀口恭司の試合で、
久しぶりに心が踊らされました。
飛ぶ鳥を落とす勢いの、那須川天心に対し、
堀口選手は、
総合格闘技ルールや、喧嘩だったら、
自分が圧倒的に勝ってしまう。
天心の土俵である、キックボクシングルールで勝って言い訳をさせない。
一番強いのは、総合格闘技ですよ。
空手出身である彼の言葉に、
潔さ、清々しさを感じました。
言葉や、行動、格闘技への真っ直ぐな気持ち、、
堀口恭司選手を見て、
自分の気持ちも変わりました。
近い将来、、
朝倉海選手との再戦。
1年半ぶりの復帰。
おそらく、
今までとは違うスタイルで、望むと思います。
那須川天心と闘った時も、
まだ誰にもキックボクシングルールで闘ったところを見せた事がなかったからこそ、
いきなり、やったのだと思います。
今の状況で言えば、
朝倉海が有利です。
膝の大怪我。
久しぶりの実戦。
体格的な差。
前回の敗戦。
勢い。
それでも、自分を信じて、
挑戦する。
そこには、余計なプライドとか、雑念とか、、
ないのだと、思います。
二つの、
気持ちと、気持ち。
人生と、人生。
命と、命。
お互い、
勝つか、負けるかで、
その先が大きく変わってきます。
プロの格闘家の、崇高なる覚悟。
それこそが、格闘技の醍醐味であり、魅力です。
一世一代の、大勝負。
いつかの、少年のように心を躍らせながら、
中年になったこの自分も、
今の自分なりに、
自分なりの高みを、
目指していこうと思います。
誰かに評価される事を求めるのではなく、
自分はどうありたいのか。
それが、大事。
いつだって、
満足感、充足感、達成感は、
自分が、決めます。
やるぜ。
この気持ち、最後まで。