おととい、久しぶりに格闘技の道場へ行った際の事をブログで投稿した時、
「格闘技をやっていて、殴り合っているとその内、コノヤローみたいな感じにならないものなんですか?」
というコメント、質問を頂き、改て、考えてみました。
格闘技(特に打撃系格闘技)あるあるだと思うのですが、
あるか、ないかと言われれば、
あります。
例えば、スパーリングでも、
基本的に、普段の練習ではそんなに100パーセント、ガチンコではやらないのですが、
中には、多分どこの道場、ジムでも一人二人はいると思うのですが、、
凄くムキになって来る人が必ずいます。
ケガだけではなく、技術的にも力みがあると良くないので、
軽くやるんだよ、ってなってても、どうしてもそうならない、なれない?人もいます。
どうしても緊張や、気持ちの高ぶりのせいで、抑えられなくなるのだと思われます。
本当に強い人は、相手のレベルに合わせて、
自分の力の強弱を調節できます。
おそらく、余裕があるのだと思われます。
以前にお世話になった、
空手界では知らない人はいないであろう、
とても強く、素晴らしい先生がいらっしゃるのですが、
そこまでのレベルになると、
わざと技を入れさせてくれたり、
今のいいねって仰って頂いたり、
自信を付けさせてくれるような感じでした。
さて、話は戻り、
先日の久々の格闘技。
防具を着けての、総合格闘技だったのですが、
これまで自分はいわゆる打撃系格闘技(パンチや、キック)しか経験してきておらず、
掴まれたり、投げられたりっていう場合の対処には慣れておりません。
何人かの方々と5-6ラウンド位スパーリングさせて頂いたのですが、
途中、案の定掴まれた瞬間、対応の仕方が分からず、咄嗟に出たのが、
頭突きでした笑
お互いに防具を着けている為、ダメージはないのでご安心を。
注意はされませんでしたが、多分、ルール上、頭突きは駄目だと思われます。
人は、いざという時、もしくは、突如、未知の経験に遭遇した時には、
その人の人となり、素、本性が、
出ると思います。
よくもまあ、初めて伺った道場で、
初めて手を合わせる方に、
頭突き。。
知らない内に、追い込まれていたのでしょうか。
まだまだ、修行が足りなさ過ぎです。
これからは、その道場にお世話になる事になりました。
43歳、
まだまだ、これから。
無理はしても、無茶はせずに、
自分の中で、
行けるところまで、行きたいと思います。
格闘技、武道をやっている時の自分が、
最も自分らしくいられる気がしています。
謙虚に、礼儀を忘れずに。
頭突きは、やめよう。