本日もお休み。
フレンチトーストから始まり。
ゆっくりダラダラして、
お昼から五反田へ。
今日のランチ
↓
まずは日本酒から。。
ふるさと、新潟の日本酒を選択。
満たされました。。
さてさて、
本日は格闘技ファンにはなんとも贅沢で、たまらない一日でした。
まずは、キックボクシング。
那須川天心 対 裕樹。
言わずと知れた、キックボクシング史上最高の天才、那須川天心選手。
一方、RISEというキックボクシング団体で三階級制覇し、今日が引退試合、もうすぐ38歳の裕樹選手。
結果的には2ラウンド、那須川天心のKO勝ち。
ただこの試合、その結果だけではなく、
互いの選手の思いや気持ちが凄く伝わる、個人的には感動的な試合となりました。
試合後の裕樹選手のインタビュー。
「これまで、とにかく強くなりたい、強くなりたいという思いで格闘技をやってきました」
このストレートな言葉に、思わず涙がこぼれそうになりました。
一方の天心選手も、昔から裕樹選手とは親交があったにも関わらず、だからこそ最初から容赦なく、倒しにかかり、見事に圧倒、倒し切りました。
いきなりゴングと同時にスーパーマンパンチ当ててましたから、。
凄いですよ。
そしてお次は、
ボクシング。
ラスベガスでの、井上尚弥 対 マロニー。
いゃあ、もう、井上尚弥選手、凄いのひと言。
序盤は久しぶりの試合という事もあってか、慎重な立ち上がり。
次第にプレッシャーをかけつつチャンスをうかがう。
最初にダウンを奪ったのは左フック。
前の手でですよ!
どういう事かというと、、
ボクシング等の打撃系格闘技で、右利きの場合、通常は、
左手を前にして、
右手は後ろ構えます。
で、まずは前の手(相手に近い方の手)でジャブを打ちながら距離やタイミングを図り、
フィニッシュは威力のある(身体のタメを使える)後ろの手の右手で倒す、、って感じ。
井上選手が最初に奪ったダウンシーンは、本来は倒す為の方ではない、左でのフック。
要は目の良さとタイミングで倒しているのです。
さらに、もっと衝撃的だったのは最後のフィニッシュでした。
相手が一瞬出ようとしたところに、右ストレート一閃。
鳥肌が立ちました。
こんなボクサーはなかなかいません。
天心選手の場合は、相手に自分の仕事をさせず、常に自分の領域で戦うようなスタイル、強さ。
一方の井上選手の場合は、
今日のように、その時その時の状況により、自らの戦い方を変え、臨機応変に、そして正確無比なタイミング、スピードで、日本刀のように切る。
格闘技の技術は突き詰めていくと、芸術のようなものだと個人的には思っています。
今日はこの2試合から、
純粋で熱い気持ちや覚悟を感じる事ができて、改て格闘技の素晴らしさを堪能できました。
まずは己の弱さを自覚し、受け止める事から。
自分の弱さを知っているからこそ、強さへの憧れが増していく。
強くなりたい。
明日からも、
地道に、一つずつ積み重ねて行こうと思います。
この気持ち、最後まで。